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【後発白内障レーザーの再適応】 |
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50才のときに網膜裂孔をレーザーで治しました。その後硝子体出血を起こしましたが、どうにか治まりました。10年後白内障手術をして、その後に後発白内障でレーザーをしました。しかし今はまた見えなくなって来たのですが、またレーザーをするのか、手術をするのか教えてください。 |
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見えない原因が何なのか、お話しを聞くと、裂孔だけで、黄斑部は剥がれていないので、黄斑前膜という物を見る中心部に、薄い膜が張っているかもしれません。あるいは加齢黄斑変性が始まっているかもしれません。これは診てみないと何とも言えません。
もし又、後発白内障で濁ってきているのであれば、レーザーをやりますが、中心に光が通る道ができているのであれば、レーザーをやっても効き目はありません。中心に濁りが無ければ、レーザー適応の必要がありません。 |
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【バックリング手術後の再剥離】 |
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バックリング手術で治したところのほかに、網膜剥離ができたときに、またシリコンを当ててバックリング手術は、何ヶ所もできるのでしょうか。 |
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網膜剥離をやって、バックリング手術で治して、他のところが開いたということで、バックリングで治るのであれば、もう一か所バックリングということはやっています。ただ最初から弱いというのがわかっていれば、輪状締結と言って、全体に縛るという形の手術をすることもあります。部分的な裂孔だけであれば、何回かやることもあります。
1回目のところが治っているという前提ですが、1回目のところが治っていなければ、外して置き換えるという形になります。
あるいは硝子体手術ということになります。バックルは出てこなければ一生付けて置くのですが、次の孔を治すために邪魔をするのであれば取って、部分的なバックルを幾つも作らず、輪状締結という術式を選択することもあります。
ただ色々なところに裂孔が開いてくるようであれば、最近は硝子体手術をするほうが多くなってきました。ほとんどはバックリング手術で孔が閉じてしまえば、後からバックリングを取ってもまず大丈夫です。 |
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